TAの集い:レポート

2019年度
掲載日2019.9.12

集い「中部衣料管理士の集い」勉強会

日 時
2019年8月22日(木) 18:30~20:00
テーマ
「最近の小売業における品質問題と品質管理の状況」
講 師
株式会社阪急クオリティーサポート 春元 隆 氏

〔概 要〕
 今回は品質問題や品質管理の状況というテーマで、百貨店業の目線からお話をいただききました。
 法律の改正や、食品偽装の発覚、優良誤認表示の発覚などの事件があったことから、それらを商品として扱う側の継続的な管理体制の構築についてや、実際にどのような対応をされてきたのか、また、どのような法的措置があったかなどを、資料を用いて詳しく説明いただきました。
 小売業は多種多様な商品を取扱う側であり、繊維、化粧品、食品、電気用品それぞれの業界での法律や運用があります。販売員教育のためにも独自の手帳を作成して配布し、知識や情報の水平展開をするなど、様々な企業努力の積み重ねによって消費者を守っているということを痛感しました。

 時代の空気はコンプライアンス重視になっており、加えて安心安全を求められていると思います。直接消費者の手に届ける側だからこそ、間違った情報提供や対応をしないことを心掛けているのだと感じました。

掲載日2019.8.22

集い「関東衣料管理士の集い」勉強会

日 時
2019年7月30日(火)18:30~20:30
①テーマ
「RFIDとは(初級編)~サトーのRFIDへの取り組み(導入事例を含む)」
講 師
株式会社サトー 
東京第一事業部 RFID事業アパレルID担当  
シニアエキスパート 山本弘志氏
②テーマ
「デンソーウェーブのRFIDへの取り組み」
講 師
株式会社デンソーウェーブ 
社会ソリューション営業部 営業2室  
RFID推進プロジェクトチーム 担当課長 小林輝彦氏

〔概 要〕
 近年、アパレルでもRFIDタグが使用されてきています。そこで今回はRFIDについての基本と取り組みについてご講演を頂きました。
 株式会社サトー山本様からは、RFIDと従来から使用されているバーコードとの違い、リーダライタと交信するインレイの構造、交信の原理、国際基準フォーマット、電波法関連等についてご説明頂きました。また、店頭での在庫管理や製品の搬入時の事例については、動画を見せて頂いたのでとても良く理解出来ました。衣料品の在庫管理以外にも備品の個数管理やデータ活用等幅広く利用できるとの事でした。更に、次世代はブルートゥース対応でスマートフォンにて読み取れるようになるとのことで、常に進化しているのだなと感じました。
 株式会社デンソーウェーブ小林様からは、RFIDの特徴、リーダライタの種類、店頭での利用事例等についご説明頂きました。リーダライタの落下・輸送振動等の耐久性試験を実施されており、品質管理も徹底されているのだなと感じました。また、在庫管理の際にRFIDでは100%読み取りが出来るとは限らないため予定データとの比較確認が必要であることや、特徴として水や金属、タグ同士が重なっている場合は読み取り難い性質があり、ラメ糸使用製品や梅雨時は読み取れないまたは読み取り難い場合もあるなどデメリットについてもご説明頂き、今後の参考になりました。

掲載日2019.7.24

集い「関東衣料管理士の集い」見学会

日 時
2019年6月12日(水)13:00~15:00/15:00~17:00
見学先
㈱福装 東京
テーマ
縫製工場見学

〔概 要〕
 高級婦人服の製造を行う㈱福装の東京工場(埼玉県草加市)を見学させていただきました。東京工場ではスカート、ワンピース、コート等、布帛のアウター製品を中心に、パターンチェックから延反、裁断、本縫い・特殊ミシンによる縫製、まとめ、仕上げプレス、検品に至るまで、ほぼ全工程を内製化しており、納品を行っております。国内外の一流ブランドの商品を多く取り扱っており、スタッフは30名ほどと少人数ながらも、小ロット短サイクルのオーダーをスピーディーに対応するため、3人組で5チームを作り、常に1週間で5~6アイテムを同時に製造しています。最近はスカートの裾の手まつり、ブランドネームやサイズタグの手縫いのオーダーも多いそうで、細やかで丁寧な仕上がりに感嘆の声が上がりました。
 品質や技術の向上、若手の育成にも力を入れており、ずっと同じ工程ばかりを行うのではなく、チーム体制を取り、2,3年かけて1着の洋服が丸上げできるように縫製の技術を磨かれているそうです。また、国家技能検定(婦人服製造技能士)の有資格者も年々増えており、社員のモチベーションアップにもなっているそうです。参加者の質問にも熱心に答えてくださり、大変有意義な見学会となりました。

掲載日2019.7.24

集い「関西衣料管理士の集い」勉強会

日 時
2019年5月21日(火)18:30~20:30
会 場
大阪工業大学 梅田キャンパス 2F 会議室202
テーマ
オーガニックコットンについて
講 師
豊島㈱ 営業企画室 平沢 希久子氏

〔概 要〕
 近年、"サスティナブル"や"エシカル"などの取り組みがファッション業界にも求められようになってきたことから、『オーガビッツ』ブランドなどで社会貢献プロジェクトを展開している豊島㈱の平沢様をお招きし、環境に配慮した素材に欠かせないオーガニックコットンについて勉強しました。
 今回は特に、繊維製品におけるオーガニックコットンの基準と認証についてお話いただきました。 GOTSとOCSという大きく2種の基準があり、認証書や取引証明書の見方など実例を見せていただきながら詳しく伺うことができました。
 また自社で取り組まれている、原料調達から製造、販売、廃棄、リサイクルに至るまでのサスティナブルな活動や企業の枠を超えたコラボレーションなど数多くの活動をされておられます。
 繊維製品の製造販売に留まることなく、環境や社会に貢献する企業体制も求められていることを感じました。